Newsroom
ニュースルーム
福島県立原町高等学校の生徒約140名がAstroX福島MSL工場を訪問。
2025年10月16日(木)、福島県立 原町高等学校 の生徒約140名が、AstroX MSL工場(南相馬市)を訪問しました。本取り組みは、福島イノベーション・コースト構想推進機構 を主催として実施されたものです。
生徒たちは A班・B班の2グループ に分かれて工場内を見学し、AstroXが進めるRockoon(気球 × ロケット)による宇宙輸送技術の概要や、安全に対する取組み、ものづくりの現場を体験しました。合わせて行われた活動紹介講座では、猪又工場長、齊藤AITグループ長、広報ブランディング柏女の3名が登壇し、AstroXの誕生背景から実現するビジョン、ハイブリッドロケット開発のリアル、そして南相馬に拠点を置く意味について、それぞれの立場から紹介しました。今回の訪問では、多くの生徒の皆さんに AstroXが南相馬でどのような挑戦を続けているのか を知っていただくことができました。質疑応答では「なぜ南相馬なのか?」「どうやってロケットを飛ばすのか?」といった質問が飛び交い、未来のキャリアを考えるうえでの新しい視点が生まれる機会となりました。
AstroXは、地域の科学・テクノロジー教育への貢献子どもたちの“興味の火種”を灯すこを重要な使命の一つと考えています。今回の工場見学および講座を通して、南相馬で生まれる技術や仕事の魅力を身近に感じてもらえたことを嬉しく思うとともに、これからも、地元と日本の未来をつくる子供たちの力になりたいと考えています。AstroXは、地域とともに歩みながら、「宇宙をもっと近くに」届ける活動をこれからも続けてまいります。

(写真は、ハイブリッドロケットKogitsuneを抱えて写真を撮る参加生徒と猪又工場長)