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ARESプロジェクトの学生20名がAstroX MSL工場を視察予定。
2025年12月13日(土)、宇宙開発人材を育成する学生組織 「ARESプロジェクト」に所属する学生約20名が、AstroX福島MSL工場(南相馬市)を訪問する予定です。宇宙工学を学ぶ学生たちが実際の開発現場に触れ、技術と地域の関わりを深く学ぶ機会 となります。また参加メンバーには、AstroX事業開発・大谷がかつて所属していた研究室の後輩も含まれており、縁のある訪問 となる予定です。
ARESプロジェクトは、「次世代の火星探査機(ローバー)を学生の手で設計・開発する日本の学生チーム」
として2022年に発足した宇宙ロボティクスプロジェクトです。複数大学から40名以上が参加し拠点は 東北大学・慶應義塾大学にあります。目標は University Rover Challenge(URC)への挑戦と優勝です。2024年大会では、日本の学生チームとして初めて出場し、世界の強豪チームと競い合いました。現在は次回大会での上位入賞、そして世界一を目指して開発を進めています。ARESは、「火星探査」という高度なテーマに、学生自身が本気で挑戦するプロジェクトとして国内外から注目を集めています。
技術系の学生が中心であることから、専門的な質問が想定され、“宇宙を目指す学生 × 宇宙開発を進める現場” が直接対話する貴重な機会になる見込みです。南相馬から宇宙産業を育てる取り組みは、次世代の人材育成とも深くつながっています。学生たちが現場で得る学びが、将来の研究やキャリア選択のきっかけになることを期待しています。
AstroXは今後も、「宇宙をもっと身近に」「未来の技術者を応援する企業」として、教育機関・学生への協力を積極的に進めてまいります。